がん治療と仕事の両立
『「がんと働く」リワークノート』シリーズ
リーフレット『がんとつきあう』
人によって、価値観はさまざまです。また、がん罹患によって、これまでの価値観が変わることもあります。“今、自分は、人生の中で何を大切にしたいのか”“仕事は自分にとって、どんな位置づけなのか”を、考えてみていただけたらと思います。決して、仕事を続けるか・やめるかの判断を急がないでください。
シート『自分の状況を確認しましょう』
治療と仕事の両立では、まず、自分の治療がどのように進んでいくのか、どのぐらいの期間や時間がかかるのか、どんな体調の変化が起きるのか、など、概要をつかむことが大切です。併せて、職場の就業規則といった制度、サポート体制など、仕事の面で自分がおかれている環境や条件を把握しておくことも必要です。このシートを使って、治療と仕事の両面から、基本的な項目を整理してみてください。
冊子『「がんと働く」リワークノート』
治療と仕事の両立をサポートする実践的なノートです。ご本人がおかれた状況の整理、復職・仕事継続に向けた準備、職場や医療者との情報共有のポイント、体調のチェックなど、必要なステップを“見える”化した「リワーク編」、仕事を継続する上で不可欠なコンディションづくりに役立つ「セルフケア編」で構成しています。ご本人はもちろん、“会社”での就業経験がない医療職、逆に、がん医療に関する知識が十分ではない職域の支援者(人事、労務などの担当者や上司など)にとっても、ご本人とのコミュニケーションをスムーズにし、よりよい支援を可能にするツールです。
シート『仕事と体調のチェックシート』
仕事継続に不可欠な、「自分の体調を知りコンディションを整える」ための項目を“見える”化し、職場や医療者と共有しやすくしました。